春の土用、体質の変化にご注意を
大阪メトロ今里筋線清水駅徒歩5分 ひかり鍼灸院のブログをご覧いただきあ
りがとうございます。
院長の仲光です。
土用というと夏のイメージがありますが、実は年に4回訪れています。
春の土用は立夏の前の約18日間を指しています。
この時期は季節の変わり目ということから、体調にも気をつけたいところです。
今回は、春の土用に起こる体質の変化や対応策についてご紹介していきます。
春の土用に起こる体質の変化
春土用は、4月中旬から5月初旬の時期になります。
年に4回ある土用の中で特に良く知られている夏土用は、夏バテに注意が必要です。
春土用は穏やかな季節だから、体調や体質に大きな変化はないと考えている人もいるかもしれません。
春から初夏にかけては、気温差も激しく、さらに新生活スタートの時期でもあるので精神面に不調をきたしやすい季節です。
春土用の時期に気をつけたい病気のひとつに「五月病」があげられます。
五月病は正式な病名ではなく、俗称です。
ゴールデンウィーク明け頃に発症することから、この名前で呼ばれています。
精神的な不調
五月病の症状では、精神的な不調を訴える人が多いといわれています。
具体的な症状では無気力、根気が続かない、何をするにも億劫に感じるなどがあげられます。
入社や入学、異動などの環境の変化についていけず、ストレスを抱えている人もいます。
症状が悪化すると、登校拒否や出社拒否につながることがあります。
身体的な不調
春土用時期の身体的な不調では、不眠や食欲不振、頭痛やめまいや動悸などの神経症状などがあげられます。
冷えや自律神経の乱れから、腹痛や胃の不調など消化器症状も出やすい時期でもあります。
春土用を乗り切る方法
春土用は、心身ともに不調が出やすい時期です。
とはいえ、工夫次第でこの時期を元気に乗り切ることができます。
春の土用に良い食べ物
体調を整えるには、食事に気を使うことが大切です。
夏の土用では、スタミナをつけるために鰻を食べることが良く知られています。
春土用では、戌の日に「い」のつくものや、白い食べ物を食べると良いといわれています。
フルーツなら、イチゴが美味しい時期です。
イチゴは美味しいだけではなく、抗酸化作用が高く、美肌に良いといわれるビタミンCを豊富に含んでいます。
水溶性食物繊維を豊富に含んでおり、便通を整えてくれます。
白い食べ物である大根は、消化酵素を豊富に含んでおり、疲れた胃を休めるのにおすすめの食材です。
しらすは、栄養を豊富に含んでおり、タンパク質も豊富です。
脳の活性に役立つDHAを豊富に含んでおり、豊富なカルシウムは精神の安定に役立ちます。
大根との相性が良いので、一緒に摂ることをおすすめします。
生活習慣を見直そう
心身ともに不調が出やすい春の土用の時期は、生活習慣が乱れがちです。
五月病を防ぐためには、十分に休息をとり、ストレスを解消することが大切です。
夜更かしは避け、十分な睡眠を確保しましょう。
軽い運動は副交感神経を優位にし、自律神経のバランスを整えてくれます。
春の土用は気候が良く過ごしやすい時期なので、散歩などを楽しんでみてはいかがでしょうか。
適度に身体を動かすことは、ストレス発散にもつながります。
リラクゼーションを取り入れる
春の土用は、季節の変わり目で体調不良が出やすい時期です。
花粉症などのアレルギー症状がある人は、特に体調管理をきちんと行う必要があります。
春土用の時期を乗り切るには、健康的な生活を送ることを心掛けることはもちろん、リラクゼーションを取り入れることをおすすめします。
鍼灸は筋肉の緊張を緩和し、リンパや血液の流れを改善し、体に溜まった疲労物質の排出をサポートします。
鍼灸は乱れた自律神経の調整に役立ちますので、不眠や精神的なストレスを抱えている人にもおすすめです。
「春の土用時期」の不調は「ひかり鍼灸院」へ
ひかり鍼灸院では春土用の時期に起こりやすい不調改善に役立つ施術を提供しています。
身体の不調はもちろん、精神的なリラックスを得たいという方も、ぜひご相談ください。
鍼灸と聞くと火を付けるから怖い、鍼を刺すから痛そうというイメージがあり
ますが、当院では「痛くない」「熱くない」鍼で、完全オーダーメイドの施術
を行っています。
また、完全個室でリラックスできる環境で、一人ひとりのお悩みに合わせてご
対応させていただきます。お気軽にお問い合わせください。