1.電話・WEB・LINEでの予約

ご来院の前にまずは電話・WEB・LINEにてご予約をお願いします。診療時間中であれば直接来院して予約していただく事も可能です。

施術中は電話に出る事が困難ですので、お電話の場合は施術終了後に折り返し連絡いたします。また、往診中は転送電話になっている為コール音が切り替わってもすぐに切らないようお願いします。

WEB・LINEでのご予約の場合は氏名・電話番号・希望日時を第3希望まで明記の上、ご予約ください。

日時が確定次第、電話もしくはメール・LINEにてご連絡いたします。

2.ご予約日当日

ご予約の時間までに当院までお越しください。もしもなんらかの事情により時間に遅れる場合や当日来院出来なくなってしまった時にはご連絡いただけると有難いです。

ご来院いただくにあたり、服装は以下の条件を満たす物でお越しいただくか、お着換えをご持参ください。

マッサージ施術

  • 動きやすい物
  • 生地が厚くない物(ジーンズ等は極力お控え下さい。)

鍼灸施術

  • 動きやすい物
  • 肘から先、膝から下を出せる物(肘膝まで捲る事ができれば構いません)
  • お腹・背中が出しやすい物(上下分かれている服装でお願いします)
  • 女性の場合肩の出しやすい物

当院では半袖・半ズボンの患者着もご用意しておりますので上記の服装がご用意できない場合はお気軽にお尋ねください。

3.問診票の記入

初めてご来院される方には問診票にご記入をお願いしています。来院する原因となった症状や過去のご病気などを差支えのない範囲でご記入ください。ご記入いただいた問診票を元に以降診察をさせていただきます。

4.鍼灸施術の場合

四診法による診察

当院で行う絡治療では望診・聞診・問診・切診の4つの診察方法にてお身体の状態を確認し、症状を引き起こしている根本原因を突き止め治療をおこなってまいります。

望診:体格や姿勢、顔の色や尺部(腕の内側)の色などを確認させていただきます。

聞診:声色や声の高さなどを確認させていただきます。

問診:現在の病状、生活状況(食欲・睡眠・便通)などを確認させていただきます。

切診:つらい症状がある部位や重要なツボが集中している肘から先、膝から下の状態やその肌の具合、滑らかさやざらつき、凸凹などを軽く触りながら丁寧に確認させていただきます。切診で他に腹診と脉診をおこないます。

腹診:おへそを中心としてみぞおちから恥骨上縁までのお腹の張りや肌の具合、滑らかさやざらつき、凸凹などを軽く触りながら確認させていただきます。

脉診:脉の浮き沈み、遅数(早さ)、強さの状態を確認し、さらにこれまでの四診法と問診票の内容を総合的に判断した上で、脉の状態から五臓六腑のどの経絡に鍼を施すかの決定をおこないます。

マッサージ施術の場合

問診票を元にお身体の状態や動きを確認させていただき、特に痛みが出ている場合はその痛みの性質や痛みが出る頻度、どのような状態の時痛みが増すか、または痛みが軽減するか等を詳しくお聞きした上でマッサージ施術を開始します。

5.治療

経絡治療では本治法と標治法と言われる手法で治療をおこなっていきます。

本治法

病の本態である経絡の変動を調節し、バランスを整えることによって自己免疫力を高 めます。自己免疫力が高まることで未病を防ぎ、病を患者様ご自身の力で治していくことに繋がっていきます。この本治法ではその身体づくりをおこないます。

標治法

症状の現れている局所やその周囲の痛みを状態に合わせて鍼やお灸を用いて適切に治療し、症状を軽減させます。

6.今後の治療方針の説明と次回予約

治療後のお身体の状態を説明し、今後の治療方針と治療間隔を提案させていただき次回のご予約をお取りします。

継続治療をおすすめする理由

急性の症状は通常数回の施術で症状自体は改善されますが、根本的な体質改善をおこなわないとまたすぐに同様の症状が出てしまうことになります。

慢性的な症状は症状が慢性化してから経過した月日に比例して治療にも時間がかかってしまうのが一般的ですので数回の治療だけで治療終了とこちらから判断するのは当院では困難です。

なぜならば慢性的な症状も急性の症状もどちらも「体質の改善」が必要であり、経絡治療で定期的なメンテナンスをおこなう事で自己免疫力を高め、症状を起こしにくい身体づくりを目指すのが当院での治療の目的であるためです。

こうした治療は「未病治」といわれ、最近ではTVのCMなどでも取り上げられています。これは東洋医学において本質的な治療理念であり、いつまでも健康的で充実した生活を送るうえでとても大切な考え方なのです。