冬と腎の関係
大阪メトロ今里筋線清水駅徒歩5分 ひかり鍼灸院のブログをご覧いただきありがとうございます。
院長の仲光です。
新年を迎え、これから2月に向けて本格的な寒さが訪れます。
気温が低下する冬は「腎」の働きが低下する季節です。
なぜ冬には「腎」が大切なのでしょうか?
今回のコラムでは、「冬の腎の関係」についてご紹介していきます。
冬の腎臓とは?
冬は腎臓に負担がかかると言われています。
その理由からお伝えしていきます。
免疫機能が低下する
気温が低下し、身体が冷えると人間に本来備わっている免疫力や自己修復力が低下します。
免疫力の低下は老化を早めることにつながり、疲れやすいといった症状にもつながります。
また、風邪やウイルスに感染しやすくなるため注意が必要です。
血液循環が悪くなる
腎臓は血液を濾過し体内の老廃物や不要な水分を排出するという役割を
担っています。
それにより全身の血圧が一定に保たれているのですが、気温が低下すると冷えにより血液循環が悪くなります。
血行不良は美容や健康の面から見て大敵です。
血圧か高くなる
寒くなり血液循環が悪くなると、血液量が増え血圧が高くなります。
血圧が高くなりことで、腎臓への負担が増え免疫力の低下や身体
への負担が大きくなります。
冬に腎臓を守るには?
寒さが腎臓の働きが低下することがわかりましたが、寒い季節に腎臓を守るにはどうしたらよいのでしょうか?
その方法をお伝えしていきます。
腎臓を強くする食べ物をとる
腎臓を強くするには、良質な穀物やタンパク質、野菜や果物を意識して
とることが大切です。
果物やタンパク質は、摂取しすぎると腎臓に負担になってしまうため、
注意が必要です。
黒い色の食べ物は腎を温めるとされているので、黒豆やひじき、鰻などは
おすすめです。
高カリウム食品や高リン食品であるバナナ、スイカ、乳製品、ナッツ類、脂質や糖質が多い食品は控えましょう。
身体をあたためる
冷えは腎臓の働きを低下させ、免疫力の低下に繋がるため、冬は積極的に身体を温めると効果的です。
おへその裏側にあるツボを温めるのが効果的とされるため、腹巻きやカイロを使用し温めましょう。
女性は子宮の周辺を温めることができ、特におすすめです。
塩分の摂りすぎに注意
塩分を摂りすぎると、塩分濃度が高くなり腎臓に負担がかかります。
冬は特に冷えが腎臓に負担をかけ、血圧が高くなるため塩分濃度には気をつけましょう。
気温が低下し寒くなると温かい味の濃い物がより美味しく感じられますが、
温かい食べ物は味覚が麻痺しているため要注意です。
自分で思っている以上に塩分を摂取していることがあるため注意が必要です。
冬の疲れや冷え対策は「ひかり鍼灸院」へ
鍼灸と聞くと火を付けるから怖い、鍼を刺すから痛そうというイメージがありますが、当院では「痛くない」「熱くない」鍼で、完全オーダーメイドの施術を行っています。
また、完全個室でリラックスできる環境で、一人ひとりのお悩みに合わせてご対応させていただきます。
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