「風門」を温めて風邪予防
大阪メトロ今里筋線清水駅徒歩5分 ひかり鍼灸院のブログをご覧いただきありがとうございます。
院長の仲光です。
11月も折り返し、朝晩は本格的に気温が低下してきました。
日中との気温差が激しいと、自律神経が乱れ免疫力が低下することで風邪をひきやすくなります。
今回のコラムでは、風邪予防についてご紹介していきます。
気温差と免疫力
季節の変わり目に風邪をひきやすくなる原因として「免疫力の低下」が考えられます。
なぜ免疫力が低下すると風邪をひきやすくなるのでしょうか?
その理由を解説していきます。
体温調節がうまくできなくなる
本来、人は外気温に合わせて体温を調整し、暑い時には汗をかく、寒いと震えるといった反応がおこります。
しかし、気温差が激しいとこの体温調整機能がうまく機能しなくなり、免疫力の低下に繋がってしまいます。
体温調整機能は自律神経からの指令によるものですが、気温差が1日の中で何回も起こることで、自律神経が乱れ免疫力の低下に繋がります。
ウィルスや細菌に対抗する力が弱まる
気温差や冷えが原因で免疫力が低下すると、風邪やインフルエンザなどのウィルスに感染しやすくなります。
特に気温が低下し、空気が乾燥しやすくなるとウィルスは活発になりやすく、鼻や口が冷えているウィルスが侵入しやすくなります。
体温が低下することで、免疫力が低下するため、普段ならさほど影響しないウィルスにも過敏に反応し、体調を崩しやすくなってしまいます。
免疫力を高める方法
次に免疫力を高める方法をお伝えしていきます。
どれも自分で簡単にできるので試してみてください。
身体を温める(風門を温める)
東洋医学では「風門」というツボから風邪を引き起こすと言われています。
風門は肩甲骨の間に存在し、首を前に傾けた時に出る背骨の突起の2番目の位置にあり、左右の外側に指2本分の位置を温めることで「風門」が温まり、身体全体がほぐれやすくなります。
カイロなどを貼って温めると免疫力アップ効果が期待できます。
規則正しい生活をする
生活習慣が乱れ、不規則な生活を続けていると、免疫力の低下に繋がります。
人は本来寝ている間にその日に傷んだ場所を修復しますが、睡眠不足が続き疲れが溜まっていると、身体の修復機能が追いつかなくなってしまいます。
夜更かしをせずに規則正しい生活をし、充分な睡眠をとるように意識しましょう。
腸活を意識する
免疫力を高めるには腸内環境を整えることが大切です。
腸には全身の免疫細胞が約50%存在しており、腸内の善玉菌を増やすことが免疫力アップのカギです。
発酵食品を意識して取り入れたり、食物繊維が多い食生活を心がけましょう。
気温差による身体の不調は「ひかり鍼灸院」へ
鍼灸と聞くと火を付けるから怖い、鍼を刺すから痛そうというイメージがありますが、当院では「痛くない」「熱くない」鍼で、完全オーダーメイドの施術を行っています。
また、完全個室でリラックスできる環境で、一人ひとりのお悩みに合わせてご対応させていただきます。
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