秋の土用について
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院長の仲光です。
夏の土用は有名ですが、土用が秋や冬・春にあることをご存知でない方も多いはず。
今回のコラムでは、土用についてと秋の土用の正しい過ごし方についてご紹介していきます。
土用とは
土用とは、年に4回訪れる、立春・立夏・立秋・立冬の直前の約18日間のことを指します。
東洋医学の陰陽五行説では、春に木気、夏に火気、秋に金気、冬に水気を割り当て、残った土気を季節の変わり目に当てはめました。
ちなみに「土用の丑の日」は、土用期間中の干支の十二支に基づいた日付で、この期間は「丑」に当たります。
夏の「土用の丑の日」にうなぎを食べることなどで多くの人に知られていますが、「土用の丑の日」は夏に限らない呼び名となります。
土用の18日間は、季節の変わり目で体調を崩しやすい季節です。
この時期には、力仕事や精神を消耗するようなことはなるべく控えて、栄養のあるものを食べしっかり休息するようにしましょう。
秋の土用の食べ物
秋の土用には、青いものを食べるといいと言われています。
さんまやイワシ、サバなどの青魚は旬でもあり、脂が乗っており栄養たっぷりです。
また、玉ねぎやたこ、竹の子などの「た」のつく食べ物もいいと言われます。
これらのものを食べて、暑かった夏の疲れを取り除き、体調を崩しやすい季節の変わり目を乗り切りましょう。
土用の過ごし方
今年の秋の土用は10月21日から11月7日となっています。
季節の変わり目で、体調崩しやすい土用の期間を快適に過ごす過ごし方をご紹介します。
土用の期間に避けた方がいいこと
- 土いじりをしない
土用は、土に神が宿る期間だと考えられています。
そのため、庭の草むしりや家の基礎工事なども避けるようにしましょう。
- 新しく何かを始めることを避ける
引越しや旅行など、今まで経験のないことをこの時期に行うのは避けましょう。
- 睡眠を多めに取る
- カフェインやアルコールを控える
- 身体を温め血液の流れをよくする
土用の期間に運気をあげる過ごし方
- 大掃除をする
断捨離や部屋の整理整頓をして空間をきれいに保つようにしましょう。
- 湯船に浸かる
薬草などを入れたお風呂につかるようにしましょう。
- 消化に良いものを食べる
食べる量を減らしたり、胃腸を労わる消化に良いものを食べ、便秘や下痢に注意しましょう。
夏から秋への季節の変わり目の身体の不調は「ひかり鍼灸院」へ
鍼灸と聞くと火を付けるから怖い、鍼を刺すから痛そうというイメージがありますが、当院では「痛くない」「熱くない」鍼で、完全オーダーメイドの施術を行っています。
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