土用は脾の変化が起こる時。鍼灸で乗り切ろう
大阪メトロ今里筋線清水駅徒歩5分 ひかり鍼灸院のブログをご覧いただきありがとうございます。
院長の仲光です。
土用は季節の変わり目にあたる大切な時期です。春、夏、秋、冬と、それぞれの季節の移り変わりに合わせて訪れます。
土用は、東洋医学の五臓六腑の中でも特に脾の働きが活発になるといわれています。
土用と脾の関係
脾というと「脾臓」を思い浮かべる人は多いと思います。
五臓における脾は脾臓のことではなく、消化吸収や代謝、免疫機能など、私たちの健康維持に欠かせない大切な機能のことを指しています。
脾は食物から得た栄養を「気」「血」「水」に変換し、全身に送り出す重要な働きがあり、心身の健康維持に欠かせない存在です。
土用の時期は、脾の働きが活発になるため、体調の変化が起こりやすくなります。
疲れやすさや、食欲不振、体がだるいなどの症状が現れることがあります。
これは、脾の機能が過剰になったり、うまく働けなくなったりしていると考えられています。
鍼灸で土用の変化に対応する
そんな土用の脾の変化に対して、鍼灸治療は大変効果的です。
鍼灸は、経絡や経穴を刺激することで、脾の機能を整えることができます。
例えば、内くるぶしの上あたりにある三陰交や膝の内側の上あたりにある血海、すねの内側、膝の下の骨の出っ張り近くにある陰陵泉などの穴位に鍼を刺すことで、脾の働きを調整し、体調の変化に対応することができます。
また、お灸を行うことは、血行を促進し、代謝を高めることも期待できます。
土用は体調管理が特に大切な時期ですが、鍼灸治療を上手に活用することで、季節の変化による不調を乗り越えることができるでしょう。
季節の変化を感じながら、健康的に過ごす
土用の時期は、自然の移り変わりを肌で感じることのできる大切な季節です。鍼灸治療を通して、自分の体調の変化に気づき、それに合わせて対応することで、より健康的に過ごすことができます。
季節の移り変わりを感じながら、自分の体調管理に気をつけることは、私たちの健康維持に欠かせません。
この土用の時期に、ぜひ鍼灸治療を活用して、自然の移り変わりと共に、健やかに過ごしていきましょう。
「土用に起こりやすい脾の変化」による不調は「ひかり鍼灸院」へ
ひかり鍼灸院では、季節の変わり目に感じやすい不調についても治療を行っております。
特に夏の時期は体調不良を感じやすいので、早めの対策で厳しい暑さを乗り越えていきましょう。
鍼灸と聞くと火を付けるから怖い、鍼を刺すから痛そうというイメージがありますが、当院では「痛くない」「熱くない」鍼で、完全オーダーメイドの施術を行っています。
また、完全個室でリラックスできる環境で、一人ひとりのお悩みに合わせてご対応させていただきます。
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