婦人科疾患と腰痛の関係
大阪メトロ今里筋線清水駅徒歩5分 ひかり鍼灸院のブログをご覧いただきありがとうございます。
院長の仲光です。
腰痛は非常に一般的な症状ですが、その原因は必ずしも筋肉や関節の問題だけではありません。
実は、婦人科疾患が腰痛の原因となることがあるのです。
今回のコラムでは、婦人科疾患が腰痛の原因となることや、痛みへの対処法をご紹介します。
婦人科疾患と腰痛の関係
腰痛の原因となる婦人科疾患には以下のようなものがあげられます。
- 子宮の問題
- 卵巣の問題
- 月経トラブル
腰痛が長期に続いている、安静を続けていても改善が見られないという場合は、婦人科系の疾患も疑ってみましょう。
不正出血などの症状がある場合は、婦人科の診察を受けてください。
子宮の問題
子宮筋腫や子宮内膜症などの子宮のトラブルは、骨盤内の圧迫や炎症によって腰痛を引き起こすことがあります。
子宮筋腫は良性の腫瘍ですが、大きくなると神経を圧迫します。
腰痛だけではなく、下腹部痛や過多月経、貧血などの症状がある場合は子宮に問題が発生していないかどうかを疑ってみましょう。
卵巣の問題
卵巣嚢腫や卵巣炎などの卵巣のトラブルも、子宮の場合と同様に骨盤内の圧迫や炎症が原因で腰痛を引き起こします。
卵巣嚢腫は良性の腫瘍ですが、初期症状はほとんどありません。
腰や腹部の痛みを感じたときには、すでに腫瘍が大きくなっている可能性があります。
月経トラブル
卵巣や子宮の疾患ではなくても、月経痛や月経不順などの月経トラブルも、骨盤内の炎症を引き起こし腰痛の原因となります。
月経のたびに腰痛が発生する場合は、何らかの改善策を考えていく必要があります。
婦人科系疾患による腰痛と鍼灸
婦人科系疾患が疑われる場合は、まずは診察を受け身体の状態を確認してください。
婦人科系トラブルによる腰痛の改善には鍼灸が役立ちます。
薬を使うことなく、それぞれの体質に合わせた施術で、身体に余計な負担をかけずに女性特有の悩みを解消していきます。
ホルモンバランスを整える
年齢を重ねると、卵巣機能は低下し、女性ホルモンが減少していきます。
そうなると、自律神経が乱れ交感神経が優位になることで腰痛が発症しやすくなります。
鍼灸治療で自律神経を整えることは、乱れたホルモンバランスを整えることにもつながります。
経路のバランスを整える
生理痛や月経前の腰痛にも鍼灸治療が有効です。
鍼や灸を使う施術は、経絡のバランスを整え、自律神経の調整に役立ちます。
鍼灸を行うことは、経路のバランスが整うだけではなく、筋肉の緊張を和らげることにもつながります。
婦人科系疾患による腰痛では、脚や腹部など下半身の冷えが強い傾向があります。
鍼灸で血流の流れを良くすることは、冷えの改善に有効です。
「婦人科系疾患による腰痛」のお悩みは「ひかり鍼灸院」へ
ひかり鍼灸院では、婦人科トラブルによる腰痛の悩みについても治療を行っております。
慢性的な腰の痛みや下半身の冷えなどにお悩みがある場合はご来院をお待ちしております。
鍼灸と聞くと火を付けるから怖い、鍼を刺すから痛そうというイメージがありますが、当院では「痛くない」「熱くない」鍼で、完全オーダーメイドの施術を行っています。
また、完全個室でリラックスできる環境で、一人ひとりのお悩みに合わせてご対応させていただきます。
お気軽にお問い合わせください。