梅雨に向けての養生法
大阪メトロ今里筋線清水駅徒歩5分 ひかり鍼灸院のブログをご覧いただきありがとうございます。
院長の仲光です。
爽やかな5月は一年の中でも過ごしやすい時期ですが、そのあとにやってくるのがジメジメとした梅雨の季節です。
この時期は、雨が多く憂うつな気分になりがちですが、湿気が多いことから、体調を崩す人もいます。
今回のコラムでは、梅雨に向けての養生法を解説していきます。
梅雨時期に体調を崩す理由
梅雨時期になると、なんとなく体調が悪くなるという人もいるのではないでしょうか。
鬱陶しい梅雨の時期を元気に乗り切るためには、まず梅雨時期に体調を崩す理由を知っておきたいところです。
湿気の影響
梅雨時期に体調を崩す理由には、高い湿度があげられます。
高い湿度は自律神経が乱れる原因となり、自律神経の乱れが体調不良を引き起こすことがあります。
もともと身体に水分を溜め込みやすい水滞体質の人は、湿度が上昇するとめまいやむくみ、倦怠感などの不快症状を感じやすくなります。
さらに、湿気の多い時期はカビやダニが繁殖しやすく、アレルギーを引き起こす可能性があります。
気圧の変化
梅雨時期に体調を崩しやすい原因には、気圧の変化があげられます。
梅雨時期は気圧の変化が大きく、内耳への刺激が強くなりがちです。
内耳からの信号が脳に過剰に伝わり、自律神経のバランスが崩れると、めまい、頭痛、疲労感などの症状が現れやすくなります。
梅雨時期の養生法
梅雨の時期を元気に過ごすためには、それなりの対策が必要です。
室内の湿度の調整や、身体に溜まった余計な水分を排出させることを考えてみましょう。
湿度の調整
部屋の湿気を適切に保つには、除湿器が役立ちます。
除湿器がない場合は、エアコンのドライ機能を活用することをおすすめします。
定期的な換気により、部屋の湿気を外に逃がすことができます。
雨が降っている日でも、部屋の中に雨が吹き込むような大雨でなければ、こまめに換気をして余計な湿気を逃がしましょう。
水分代謝を良くする
身体に余計な水分が溜まっていると、むくみや冷えの原因になります。
梅雨時期を元気に過ごすためには、余計な水分を排出することが大切です。
水分代謝を良くする方法では、適度に運動を行うこと、身体を温めることなどがあげられます。
運動をすれば、大量に発汗し、余計な水分を排出することができます。
さらに、運動を続けることで筋肉がつき、血流が促進され、水分代謝が良くなることが期待できます。
浴槽につかる入浴は、効率よく全身を温め、発汗を促進してくれます。
普段はシャワー派という人も、定期的に浴槽につかる入浴を取り入れてみましょう。
大量に汗をかいたあとは、水分不足にならないよう、適度に補給することが大切です。
身体の冷えが気になる人は、冷たい飲み物は避け、常温や温かい飲み物で補給することをおすすめします。
鍼灸を取り入れる
水滞によるむくみや、頻尿などのお悩みがある人は鍼灸を取り入れることをおすすめします。
経穴に刺激を与えることで、体内の水分代謝を改善し、水滞を解消することができます。
特に足三里、三陰交、腎兪などの経穴に施術することで、むくみやだるさの改善が期待できます。
さらに、お灸治療は経穴に温熱刺激を与えることで、血流を改善し、水分代謝を促進します。
水滞の症状を改善するだけでなく、体全体のバランスを整えることができるのが鍼灸の良いところです。
鬱陶しい梅雨時期の不調は「ひかり鍼灸院」へ
ひかり鍼灸院では梅雨時期に発生しやすい、不快な症状についても治療を行っております。
むくみや、冷え、頭痛などの不快症状でお悩みがある人はぜひご相談ください。
鍼灸と聞くと火を付けるから怖い、鍼を刺すから痛そうというイメージがありますが、当院では「痛くない」「熱くない」鍼で、完全オーダーメイドの施術を行っています。
また、完全個室でリラックスできる環境で、一人ひとりのお悩みに合わせてご対応させていただきます。
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